2025年11月30日日曜日

チェンソー防護ブーツの靴幅 

一部を除き、試着してサイズ、フィット感を確認してから購入するのが難しいケースがあるので調べた範囲での情報を..
 
私は足の幅が広いため、一部、ナローな靴の場合、長さでサイズを合わせると、小指付け根下の外側が圧迫され、足裏に縦じわができてしまう場合がある。
 
具体的には、Brannock Device のユーロサイズ用デバイスで測定した結果、
  • 右 : 長さ 40, 幅 3E, アーチ長 40
  • 左 : 長さ 40, 幅 3E, アーチ長 40.5 
というサイズで、日本メーカーの靴の場合、25.5、あるいは
 26.0 で 3E のサイズを履いている。
 
今履いている adidas の Made in China の靴は US 8 , UK 7.5, EU 41-1/2, JP 26.0cm と書かれている。
 
Brannock Device の EUサイズ、USサイズ、UKサイズ、モンドポイント(日本で使われてるサイズ)の換算表
 

 
 

ただ、靴のメーカーによって木型(靴型)が異なるようで、長さに合わせると幅が合わないケースが出てくる。
 
経験した中では、ダナー(Danner)(US)、メレル(Merrell)(US)の靴は、長さで合わせると幅が合わずフィットしない。 大抵のサイズチャートには靴幅は記載されていないため、幅の寸法で合わせるには試着するしかない。試着できない場合はそのメーカーの中敷きだけを購入して試してみるとか..
 

 
現在、HAIX(DE) の Protector Forest 2.0 というチェンソー防護ブーツのサイズ 41 を個人で 2021年に輸入して4年程履いている。HAIX のブーツは幅に余裕があるため 41 で大丈夫。HAIX のブーツは、最初、Protector Pro(41) から始まり、 Protector Tibet(41), Protector Forest(41), Protector Light(40), Protector Forest 2.0(41) と、これまでに5足履いてきた。41では少し余裕があったので、Protector Light を 40 で購入してみたところ、履けなくはないが、少しぎりぎりすぎたので、HAIX の場合は 40 1/2(ハーフサイズは設定されてないが) 〜 41あたりが ジャストサイズのようだ。
 

 
 
 Protector Pro や Light の、Vibram 製でないソールのものはちょっとスリッピーなため積雪期、凍った路面で履くのは怖い。Protector Forest は Vibram ソールが採用されており、氷の上でも多少滑りにくくなっている。(状況悪い場合はチェーンスパイク、アイゼンなど別途滑り止めを装着)
 
次のブーツ購入を考えるにあたって、靴の幅について調べてみた。
 
  • ナロー(狭い)系: Arbortec(UK), Zamberlan(IT)(Regular, BPK, バックパック)
  • ワイド(広い)系: HAIX(DE), Zamberlan(IT)(Wide, Technical), Meindl(DE), CRISPI(IT)(Pfanner)
 
 HAIX(DE) 以外は聞きかじった情報のみで実際に試した訳ではないので想像でしかないが、大雑把に分類すると上記のような感じになりそうだ。
 
Zamberlan(IT) については、LAST(木型)が複数あり、靴モデルによって幅が変わってくるようだ。本国サイトを見ると、Regular, Technical, Wide と3種類のサイズチャートが用意されている。USや日本では Regular が BPK, バックパックなどと呼び替えられている模様(はっきりわからない、要調査)。また、日本の代理店(キャラバン)や、UK、USのサイトを見ていると、41,42,43 などのサイズ展開となっているが、本国サイトではハーフサイズの記載がある。41, 41.5, 42, 42.5, 43, 43.5 など.. ハーフサイズが欲しい場合は本国から直接購入するしかないかも..
 
Pfanner(AT) については、ツェルマット(Zermatt)に CRISPI の刻印が入っており、CRISPI(IT) の OEM であると思われるが、Zermatt 以外の他のブーツについてはよくわからない。CRISPI(IT) については、幅は広そうだ、評価は高そうだ、という口コミが見つけられる。
 
Meindl(DE) のチェンソーブーツも幅は広そうだ、評価は高そうだ、という口コミが見つかる。